初代 XREAL Air(旧 Nreal)から使っていると、代替わりのたびにインサートレンズの変更に悩まされてきました。機種が新しくなる度、少しずつ改善されていくフレームとインサートレンズ。そして再利用できないインサートレンズ。

左が初代。右が最新のXREAL One Proです。装着用の機構も違えば、レンズの分厚さも違います。
ただ、レンズの構造的には似ていて、もしかしたら付け替え可能かもと思い装着してみました。

(XREAL Air 2 Ultraはそもそも難しそう)
結果から言うと、自己責任になりますが最新機 XREAL One Proのインサートレンズを初代Xreal Air用で代替できたのでメモに残しておきます。
目次
1. 形状の確認と解体
早速、レンズをフレームから外していきます。レンズはメガネ用の精密ドライバでネジを回すことで簡単に外れました。

外すと小さなプラスチック製?のワッシャーが一緒に外れました。割れていたのですが、結論から言うとこのパーツとても大切なのでできれば割れないように取り外しましょう。


スペーサーがないと、フレームの穴にネジを止めると途中で締まり切るためレンズがグラつく原因になります。

あと、ネジの仕様も異なるので必ず以前の物を使いましょう。
スペーサーを入れてネジを上手に締め切ると、うまく固定できるはずです。
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本体のインサートレンズ用取り付け穴はかなり小さなパーツで閉じてありました。

精密ドライバーのマイナス面で慎重に両側外します。

かなり深めのパーツなので、本体に傷が入らないようにドキドキしましたね。
そしていよいよ装着なのですが、ここで一つ注意点が出ました。
2. 装着時の注意点
写真を見てもらうと、装着しようとしたときレンズ上面がXREAL One Pro本体に接触して入らないことがわかります。

形状を比較すると、レンズが全体的にコンパクトになっていることがわかりました。

この干渉を防ぐために、少しネジを緩めてレンズとフレームが動くよう調整します。

その状態で、少し強引に押し込みながらレンズを手前に引き込むとフレームと干渉せず装着が完了しました。

下から見ても、フレームに干渉することなく取り付けができたことがわかります。
3. さいごに
純正のインサートレンズについているレンズと本体の干渉防止がないため、メガネを畳む際はゆっくり力がかからないようにが大切でした。

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毎日使ってみた感想として、少しピントが合いにくい気がしました。これはどうしてもレンズの取り付け位置の微調整が行えていないためかもしれません。
とはいえ、1万円程度出費が抑えられて1年後に現れる大本命のProject Auraまでは十分に利用できるかと思います。

願わくばインサートレンズを個別に買う必要がない、視度調整機能も新機種で含まれると嬉しいですね。
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[追記]
本体を収納時に毎回ケーブルを抜くため、端子へ負担を掛けないようにこのアイテムを購入しました。
マグネット式で簡単に外せますが、しっかり接続もできました。おすすめです。


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