どうも、ミツヒコ(@monotolife)です。
昨年から自宅でのテレワークが増えて、オフィスチェアの需要がめちゃくちゃ伸びたようですね。僕も購入を検討しつつ、ベッドに座ったりハンターチェアに座ったり、1年間先延ばしにしてしまいました。

ハーマンミラーのアーロンチェアに代表される高級オフィスチェアで代表的な3社。
- ハーマンミラー
- オカムラ
- エルゴヒューマン
近くの大型店舗に行ってみたところ、座ることができたのはエルゴヒューマン プロ オットマンとセイルチェア。座ってみてワクワクしたので、今回はそのほかメッシュ構造で気になる椅子を計7種、デザインと価格を軸に比較してみたいと思います。
目次:
- ハーマンミラー / アーロンチェア リマスタード
- ハーマンミラー / エンボディチェア
- ハーマンミラー / セイルチェア
- オカムラ / コンテッサ セコンダ
- オカムラ / バロンチェア
- エルゴヒューマン / エルゴヒューマン プロ
- エルゴヒューマン / エルゴヒューマン フィット
ハーマンミラー
1. アーロンチェア リマスタード

シンプルながら、美しいデザイン。
メッシュをゾーンごとに細かく張り分けることで、各部位のサポート力を調整しているのが特徴のアーロンチェア。しっかり体を支える部分には聴力を強く、体が触れる部分は柔軟に。そんなべクリルによるサスペンション。革新性を感じます。
丸みを帯びた全体のデザインがきれいで、かつ前傾姿勢に対応しているため机に向かって文字を書いたり絵をかいたりするような作業でも対応可能。さすが、高級オフィスチェアの雄。重量級が並ぶ中、18㎏と比較的軽量なことも強みですね。逆に、後傾姿勢でキーボードを打つような人には向かないそうです。
このサイトがわかりやすくまとめてありました。
スペック:
- 重量:18㎏
- 保証:12年
- 前傾チルト:◎
- ランバーサーポート:〇
- ヘッドレスト:×
- 価格:約21万円~
2. エンボディチェア

メッシュ生地ではないですが、存在感があって面白い椅子がハーマンミラーのエンボディチェア。
特徴的な背面の構造で、背中をねじったときにもフィット。さらに、アームレストの位置を上下だけでなく左右に開く構造を採用しています。これは、少しうらやましい。
ヘッドレストがないのは、そもそも寝る前提ではないため。さらに体を動かす際の妨げにならないように、とのことだそうです。ここは好みの問題ですね。キーボードやマウスを販売するロジクールと、本格的なゲーミングチェアコラボも実現しています。デザイン面白い。

スペック:
- 重量:25㎏
- 保証:12年
- 前傾チルト:×
- ランバーサーポート:?
- ヘッドレスト:×
- 価格:約21万円~
3. セイルチェア

デザインに一目惚れできるのが、セイルチェア。
このデザインは唯一無二。僕が座ったモデルにはランバーサポート(背中を支える機構)がなく、背中への違和感があって座り心地には感動できませんでした。機能面ではアーロンチェアに採用されていた前傾チルトも内蔵。操作感もよく、好きな人には最高の一脚になる気がします。綺麗ですね。
スペック:
- 重量:20㎏
- 保証:12年
- 前傾チルト:〇
- ランバーサーポート:〇
- ヘッドレスト:×
- 価格:約9万円~
オカムラ
4. コンテッサ セコンダ

国産オフィスチェアの最高峰ともいえるのが、コンテッサ セコンダ。
デザインと機能性が充実した、美しいプロダクトです。もし座ることができたら、僕はこの椅子を買っていたかもしれません。特に背面から見たときの流れるようなシルエットは、他のオフィスチェアとは一線を画しています。
操作レバーがアームレストに内蔵されているのも、機能性と美しさの両立。こういう細やかは設計は、日本ならではかもしれません。その分、重量は最重量級の30㎏。この重さがなぁ、、、座り比べ、どこかでしてみたいものです。
スペック:
- 重量:30㎏
- 保証:8年
- 前傾チルト:×
- ランバーサーポート:〇
- ヘッドレスト:〇
- 価格:約20万円~
5. バロンチェア

コンテッサ セコンダよりもスッキリしたデザインのバロンチェア。
価格も5万円ほど安くなり、シルエットも一回り小さくなります。大型ヘッドレストが装備可能で、かつ統一感のあるデザイン。さらにヘッドレストは可動式で自由度が高いのが特徴。この部分だけは、他の高級オフィスチェアよりも優れていると思います。
コンテッサに比べて一回り小さく設計されているため、体の大きさに合わせて選ぶのも大切かもしれません。オカムラのチェア、座り比べてみたかった。
スペック:
- 重量:25㎏
- 保証:8年
- 前傾チルト:×
- ランバーサーポート:〇
- ヘッドレスト:◎
- 価格:約15万円~
エルゴヒューマン
6. エルゴヒューマン プロ オットマン

僕がこの記事を書くきっかけになったチェアがエルゴヒューマン プロ オットマン。
エルゴヒューマンを一言で表すなら、コストパフォーマンスを突き詰めたモデルです。上記で20万円近かったオフィスチェアの機能を、約半額の10万円前後で搭載している驚き。さらに、初めて座ったときに腰回りに感じた包み込まれる安定感は感動しました。
決め手は何といってもオットマンとヘッドレストが追加可能なロマン仕様、男性ならわかってくれるはず。あと、リクライニング時にアームレストが連動する椅子、実は少ないです。
とはいえ、背面のアルミダイキャストフレームが仰々しくてデザインは苦手でした。全体的に丸みを帯びていて、ちょっとボテボテしている感じ。さらにすべて装備すると31kgと最重量。また、前傾チルトはダイヤル式で一部レビューから軋みの原因になっているとのこと。前傾チルト機能を排除したベーシックモデルのほうがお勧めかもしれません。部屋に置いておきたい椅子では、なかったです。
スペック:
- 重量:31㎏
- 保証:5年
- 前傾チルト:〇
- ランバーサーポート:〇
- ヘッドレスト:〇
- 価格:約11万円~
7. エルゴヒューマン フィット オットマン

さいごに登場したのが、ロマンと価格とデザインをすべてを兼ね備えたエルゴヒューマン フィット オットマン。
2015年に日本人の体形に合わせてプロモデルをリデザインしたフィットモデル。実は、WORKAHOLICという店舗限定のみオットマン内蔵仕様が購入可能になります。プロと比べるとランバーサポートが一体化した点や、ヘッドレストが小さく限定的になった点、前傾チルト機能がなくなったなど、廉価版と見えるかもしれません。
しかし、レバー操作やオットマンについてはプロモデルと同等。そして背面のギラギラしたアルミダイキャストは落ち着いたブラックへ。さらにボテボテしていたシルエットはシャープになりました。日本人体系に合わせてあるそうです。176㎝の僕が座ったときにどうなるか、実はドキドキしています。
個人的にはグレーを選びたかったのですが、オットマン搭載はブラックモデルのみとのこと。ホワイトもきれいですが、汚しちゃいそうなのでブラックにします。

アルミダイキャストフレームに比べると、全体的な質感は廉価版相応と感じるため少し残念ですが、トータルバランスは高いと思います。ヘッドレストを取り外しできるのも良い。不要になったら外してみる、これ重要ですよね。
まとめ
今回紹介した7種類を表にまとめると、こんな感じになりました。
メーカー | 商品名 | デザイン | 重量 | ヘッド レスト | 保証 | 価格 |
ハーマンミラー | アーロンチェア リマスタード | ◎ | 18kg | × | ◎12年 | △ (約21万円) |
エンボディチェア | 〇 | 28kg | × | ◎12年 | △ (約23万円) | |
セイルチェア | ◎ | 20kg | × | ◎12年 | ◎ (約9万円) | |
オカムラ | コンテッサ セコンダ | ◎ | 30kg | ◎ | 〇8年 | △ (約20万円) |
バロンチェア | ◎ | 25kg | ◎ | 〇8年 | 〇 (約14万円) | |
エルゴヒューマン | エルゴヒューマン プロ オットマン | △ | 31kg | 〇 | △3-5年 | 〇 (約12万円) |
エルゴヒューマン フィット オットマン | 〇 | 24.5㎏ | 〇 | △3-5年 | ◎ (約9万円) |
そして、結局僕が購入したのはエルゴヒューマン フィット オットマンです。
(リンクは通常モデル)
最初から一番気に入りそうな20万円クラスを購入することも考えましたが、試せない椅子に20万円払うのも難しく、さらに気に入ったモデルが見つかったということでいい結論になったと思います。あとは、オットマンにどれだけ満足できるかですね。納期は3週間程度かかるとのこと。到着が楽しみです。
フローリングなので、チェアマットも用意しました。コチラのデザインがきれいでお勧めです。
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