どうも、ミツヒコ(@monotolife)です。
モノトライフの記事で、よく読まれている記事の中の一つにバイクに乗るときの靴選びがあります。
結論から書くと、僕はバイクに乗るなら100%レザーブーツスタイル。理由は自分のバイクにあるのですが、足つきと乗り味の良さです。レザーブーツは、履いてみると良さがよくわかります。
僕は今2足のレザーブーツを履き分けていて、1足目が国産ブーツブランドのスローウェアライオン。2足目はアメリカ製のダナー エクスプローラー。
どちらも良いブーツですが、履き心地には大きな差があるので用途を分けています。購入を悩んでいる人の参考になれば幸いです。
目次:
- SWL × Danner
- バイクに乗るなら SWL
- 旅をするならDanner
- 人生の一足を選ぶなら
1. SWL × Danner
初めに、二つのブーツの比較から。
どちらも足首まで守ってくれるしっかりとしたブーツです。ソールもビブラムソールですが、履き心地はびっくりするほど違います。また、靴紐は純正でSWLがレザーなのに対して、Dannerはネイビーで統一された紐。
レザーの質感が違うのはSWLが当時限定生産していたモデルだから見たいです。
シューレースを一番上まで通すSWLに対して、Dannerは途中まで。Dannerは毎回解いて緩めてが必要になるので、普段使いではどうしても面倒に感じる面があります。その分、SWLにはサイドジップがあるため着脱がとっても簡単。
ヒールの高さは、SWLの方が一回り高いですね。セパレートタイプのソールになっています。
履き心地(柔らかさ)だけで言うと、断然Dannerなのですがそれはここからの比較で説明していきます。
1. バイクに乗るなら SWL
まず、一足目。
バイクに乗るなら、Slow Wear Lionでした。
これにはいくつか理由があって、
- ヒールが高く作られている
- 土踏まずの部分がしっかり空いている
- ソールの硬さが運転しやすい(気がする)
- サイドジップで気軽にブーツが脱げる
特にいいのが、土踏まずの空洞。
つま先部分と踵部分をセパレートで作ってくれたおかげで、シフトチェンジやブレーキ操作以外の時の足を置く位置がなんだかとてもちょうどいい。ステップにちょうど窪みが収まり、楽に足が休められます。
何気にかっこいいユニバーサルジップも気に入っています。
通常より大きなジップは、冬に手袋をしたままでも操作可能です。まぁ、あまりしないですけどね。街歩きもするときは、ご飯を食べるときや家に入るときに靴の着脱があるのでサイドジップは正義です。
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シフトペダル操作で、つま先は見事にボロボロ。他の靴にもこの勲章を付けたくは無いので、やっぱりバイク専用ブーツで正解だと思います。
ちなみに、操作が上手な人はもっと綺麗に傷とか付くんですかね?気分によって当たる位置がいつも違う気がしています。
足首周りは、結構ふっくら作ってあります。ここが破れたら嫌だなぁと思いつつも、質感が好きなので良しとしましょう。
1年以上履いてきて、良い感じに艶めいてきましたね。
レザータイプの紐ですが、サイドジップのお陰でほぼ結び直すことはありません。ちょっとやそっとでは切れないはず。
左右で良い感じに傷がついて来たのも、レザーブーツなら楽しみの一つ。
但し、何度か普段使いしてみましたがやっぱり靴全体が硬い。
1年経って、バイクでちょくちょく履いて、散歩でも使った結果なので多分大きく変わることは無さそうです。街歩き使うのは、サイドジップがある分楽なのですが、歩き心地はよく無い印象です。かっこよさ優先のブーツですね。
2. 旅をするならDanner
絶大な信頼が揺るがないDanner。
僕が2018年に3ヶ月ほどヨーロッパを旅した時に、合計1000km以上を歩いていました。毎日10kmは歩いたし、最長40km。その時ずっと履いていたのが、このDanner Explorerです。
このブーツ、デザインの通りにもちろんそれなりに重いです。ブーツとしては、軽量の部類かもしれません。作りがしっかりしているので、足首から足全体をちゃんと包み込んでくれる安心感があります。
SWLのブーツとは違い、サイドジップもなくTHE ブーツな装い。その代わりに、Dannerの代名詞とも言えるゴアテックスを使用した防水性能に優れたブーツです。
内張がないのですが、ゴアテックス素材のため長時間歩いても不思議と蒸れないので快適。
さらにインソールが無いのに、足の裏が痛くならない柔らかさは体験済みです。(1日に40km歩いても、次の日歩けるくらいの疲労でした。)
アメリカのものづくりや文化拠点、ポートランドにて作られたワークブーツは、間違いなく履く人のことを第一に考えられたブーツです。(とはいえ、今はABC-Mart資本で運営されているのが少し気がかり。)
スエードとレザーの切り替えしもめちゃくちゃカッコよく無いですか?スエードは、サハラ砂漠で砂に塗れたので心なしかパサパサしています。ブラッシングはいつもしますよ。
ネイビーの色味は、傷がつくと地のレザーが出ますね。ブラウン×レザーもまた良し。
靴紐の当たりが出ると、それが顕著。
たまらないですね。僕のブーツ、かっこいいです。
つま先も、山に登ったり砂漠を歩いたり傷が残りました。
ソールもどんどん削れています。もう少ししたら、交換時期かもしれません。
後ろはもう少し行けそう。
サイドジップの魔力から、なんだかんだでSWLの方が履く機会は多いのですが・・・。ここぞと言う時には、必ずDannerを選ぶ自分がいます。履かない分、ブラッシングをたまにしたり。この靴があってよかった。
4. 人生の一足を選ぶなら
間違いなくDanner Explorerです。
履いていて楽しい靴って、幸せですよね。Dannerには、それがあります。
足を守ってくれる感覚とか、どこまでも歩いてくれる感覚。それが感じられる、とても好きな靴になりました。
ヨーロッパから、アジア側に向かって旅がしたい。その時には、彼と一緒に行けたらいいなと思います。
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とはいえ、SWLも良いブーツです。サイドジップや、硬いから安心できるバイクツーリング。やっぱり、靴の個性って面白いですね。
最近、Dannerも色々な種類を出しているみたいなので気になる方は履き比べしたほうが良いかもしれません。履き比べ、大切。皆さんにも、大切な一足が見つかりますように。
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