どうも、ミツヒコ(@monotolife)です。
以前から少し悩んでいたキーボード問題。
ブログや執筆を行う僕ですが、今までキーボード選びは1度しかしていません。今年購入したのが、ロジクールから発売されているキーボード『Logicool Craft』
左上にあるダイヤルにロマンを感じ、動画編集等に使い勝手がよさそうで購入しました。
デザインも良いし、パームレストも比較的安価で使いやすい。満足度は高いキーボードです。バックライトも使用できるので、暗い部屋で使う人には良いですね。角度調整機能はありませんが、使用環境では問題ありませんでした。
3台にシームレス接続できるため、ボタン一つで切り替わるのも使いやすいです。
キーの打鍵感については、薄いにもかかわらず適度にクリック感があります。さらに各キーに割り当てられた凹みは指を添わせると気持ちよく打鍵する手助けをしてくれて、とてもいい感じ。キーボード自体には大きな不満感なく利用することができました。
しかし同時に、使い始めて気付いたのが
- 印字がてんこ盛りで、かっこ悪い
- 思ったよりダイヤルを使わない
- テンキー付きだと、ホームポジションが左に寄る
ということ。
特に購入後すぐに気づいたのが印字の多さです。
なんというか、煩雑。
もちろん使い勝手は良いのですが、ふと視界に入るとテンションが上がらないわけです。特に周囲キーに書き込まれた文字たちが絶妙に煩雑。これだけが、唯一で最大の欠点だと感じます。
とはいえ、買い替えの検討はしていませんでした。しかし、僕がプライベートでもお仕事でもお付き合いしている木工メーカー松葉製作所から、出てしまったのです。最上位キーボード、HHKB専用のパームレスト。
これは、応援も兼ねて使うしかない。そうすると、HHKBに乗り換えるしかない。
ということで、買ってきました。HHKB Professional HYBRID Type-S。
目次:
- HHKBのモデル展開
- 英字配列と日本語配列
- 使用感について
- さいごに
1. HHKBのモデル展開
まず初めに、HHKBにはたくさんのモデル展開がされています。
実は発売から20年以上を経過してるHHKB。
僕が購入したモデルは、Bluetooth接続と高速タイピングに対応し静音性を高めたHYBRID TypeーSモデル。最上位のため、お値段は3万円を超えます。
この設計思想は以前から一貫したものづくりのなかで受け継がれています。
このキーボード開発者の一人である東京大学の和田英一名誉教授の談話のなかには、
「“アメリカ西部のカウボーイたちは、馬が死ぬと馬をそこに残していくが、どんな砂漠を歩こうとも、鞍は自分で担いで進んだ。馬は消耗品であり、鞍は自分の体に馴染んだインターフェイスだからだ。今やPCも消耗品だが、キーボードは大切な、生涯使えるインターフェイスであることを忘れてはいけない”。この言葉の通り、HHKBはPCとユーザーを繋ぐ大事なインターフェイスであり、PCが例え2年で淘汰されたとしても、キーボードは使い続けられる。我々はこのコンセプトと信念をもとにHHKBの事業を継続させてきた」
引用元:PC watch
という記載があります。
今回は、最上位を選択。なぜなら、それがロマンだから。冗談です、静音性がたかい「Type-S」を体験してみたかったから、です。あと、Bluetoothモデルが必須かな、という思いもあります。
2. 英字配列と日本語配列について
2モデルを比較していきます。
左が英字配列。右が日本語配列です。
英字配列は
- キー数が少なく、すっきりした配置
- 右上キーがBSではない
- DeleteキーとReturn(Enter)キーが横長
- Shiftキーの上にControlキー
- 矢印キーは「Fn」+「 [ 」「/ 」「; 」「 ‘ 」で対応
ということで、恐らくMacユーザーならすんなり扱える配列だと感じます。ここで特に気になるのが矢印キー。慣れれば使えると思いやすいかもしれませんね。他にも、F1~F10などよく見ると「Fn」連動のキー印字が見えます。
日本語配列は
- Enterキーが大きい
- 右上にBSキー
- 矢印キーが右下に配置
- 隙間なくキーが配置
- スペースキーが短い代わりに「無変換」「カナ」など含まれる
となります。
デザイン的に、キーが少なくすっきりしているのは英字配列。一方で、バックスペースが右上に配置され矢印キーが右下に配置されているのが日本語配列。あとは、根本的にMacユーザーかWindowsユーザーかで変わる気がします。僕はWindows派なので、日本語配列かな。
とはいえ、HHKBにはもう一つロマン溢れるモデルが存在しています。それがこちら
無印字。これは最高にかっこいいと思いますが、すべてのキーを覚えなければ使えない、かつ英字配列ということでWindowsユーザーの僕には残念ながら無縁です。(2021.02追記:Macユーザーになったので、可能性が出てきました)
近い将来、僕がMacユーザーになれば将来的には使えるかもしれませんね。しかし、ロマンがすごい。
3. 使用感について
気持ちいい。それだけです。
もちろん、印字が見にくいとかバックライトがないとかバッテリーの出っ張りがかっこ悪いとかいろいろと気になることはあります。それでも、文字を綴るときにはこのキーボードを使うだけで気持ちが上がってくれます。
まずは、触ってみて欲しいですね。あと、日本語配列を選んだのが正解だったかいまだにわかりません。カーソルキーは便利です。
4. さいごに
最初は、パームレストを使うために選んだだけでした。
でも気づけば、しっかり気に入っています。
外で文字を綴るときも、必ず持ち運んでいるキーボード。今後もどんな文章を打てるか楽しみです。
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