どうも、ミツヒコ(@monotolife)です。
外が春めいてきて、ちょっと前に革のお手入れをしました。日々の些細なメンテナンスって、心地いい。外出自粛は続きますが、日々の暮らしは温かく居たいなと思う今日この頃です。
最近、web関係で撮影や執筆の仕事が増えてきました。現状がひと段落したら、またいろんな人に出会いたい。そんな時にふと、今まで留めていた気持ちが出てきました。
「ビジネス用のレザーバックパック欲しい。」(リュック?バックパック?)
今まではタブレット+ノートを入れる感じでクラッチバッグがメインでした。
でも、これからはカメラ等の機材も運ぶことになりそう。なので、おうち時間が増えた今改めていろいろ調べてみました。鞄のポイントは
- 本革製の黒
- 容量が大きいこと
- 13インチPC収納可
- シンプルなデザイン
- 鞄が自立して欲しい
- 予算は5万円前後
ということで、僕が気に入ったメーカーと鞄を列挙します。ちなみに、ビジネスバッグと言われて僕が頭に浮かぶ「TUMI」「吉田鞄(PORTER)」は好みから外れているので、悪しからず。(もしオススメがあれば教えてください)
***
目次:
- HERZ / ベリッシモリュック
- HERZ / ビートルリュック
- HERZ / ダレスリュック
- MOTHERHOUSE / ザダン バックパック
- MOTHERHOUSE / アンティーク スクエア バックパック
- HushTug / スクエアリュック ブラック
- HERGOPOCH / GL-BPR(バックパック)
番外編:土屋鞄製作所
- ヴァイノ スクエアバックパック
- OTONA RANDSEL 003large(防水)
○ HERZ ヘルツ ○
愛用するキャメル色のビジネスバッグは、HERZ製。僕は他にもマネークリップやショルダーバッグを使っています。重厚な革と、敢えて内装を張っていない潔さが好きなブランド。
1973年、創業者 近藤晃理の「鞄を作ることが楽しくて仕方がない!」そんな思いからHERZは始まりました。
引用:HERZ公式
この雰囲気が良い。「鞄は、道具」と言い切るのも、心地いいブランドです。
1. HERZ / ベリッシモリュック
シンプルなスタイル。ストラップもしっかりしているし、雰囲気も良い。表の斜めに入るファスナーがカッコイイなと思います。A4ファイルも入るようなので、大きさは良い。ただ、マチ幅が思ったより狭いからカメラ関係を入れるときに心配かもしれない。
中に小分けポケットがあることと、ストラップが分厚いことも使いやすそう。素材はソフトレザーです。
サイズ / 重量:26cm×38cm×10cm / 1500g
2. HERZ / ビートルリュック
2016年に、制作過程のブログを見てからずっと気になっている鞄。大きく開く開口部や、厚みがあるハードレザーの重厚感。何より、しっかりと自立する底面の設計が良い。結構、好み。
一つ付け加えると、表面にロゴは要らない派です。
ただし、重量は2kgと今回紹介する鞄の中では一番重たいモデルです。底面の作り込みを考えると、仕方ないかな。
サイズ / 重量:30cm×38㎝×14.5cm / 2000g
3. HERZ : ダレスリュック
一目見て、「おしゃれ」だと思った。ただ、実用性を考えると表面にポケットが無いので難しい。デザインは、本当に好きです。手持ちも行ける。
サイズ / 重量:30cm×38cm×11.5cm / 1700g
○ MOTHER HOUSE マザーハウス ○
SNSの広告で初めて知ったブランド。綺麗なカバンが多いイメージです。
途上国から世界に通用するブランドをつくる
マザーハウス公式
ブランドコンセプトが良いですね。直営工場をバングラデシュに構えて、他にも途上国支援活動を積極的に行っている企業です。面白いのが、工房ツアーをHISと組んでパッケージ化していること。webマガジンの発信もしっかりしていて、方針が真っすぐ。
鞄だけでなく、企業も好きになれそうなブランドです。
4. MOTHER HOUSE / アンティーク スクエア バックパック
しっとりした雰囲気。このモデルは2代目になって、バック上部がくぼみやすかった構造を見直したそうです。何より「1080g」という軽さがスゴイ。
ただ、内装の柄というか雰囲気は僕の好みではない。便利そうですけどね。
黒は、こんな感じ。ブラウンに比べると、あんまりアンティーク感はないです。マチも狭いので、カメラが入りにくそうです。でも、綺麗。
サイズ / 重量:28cm×39cm×10cm / 1080g
5. MOTHERHOUSE / ザダン バックパック
スクエアのスッキリしたスタイル。機能性が高いのが写真から良くわかります。そういえば、MOTHERHOUSEは各商品に紹介動画もあるので大きさがより伝わりやすいです。
ポケットが多く、折り畳み傘用のポケットもある。さらに、前面がフルオープン。あと、ストラップを中に入れるとビジネスバッグに早変わり。大きさもあって、シンプル。ただ、僕はフロントにポケット一つ欲しいかなぁ。
サイズ / 重量:27cm×41cm×12cm / 1365g
○ HushTug ハッシュタグ ○
このブランドを面白いと感じたのは、「製造原価を全て表示している」こと。製造原価っていうと、素材 / 部品 / 人件費 / 関税 / 運送費の5つを合わせたもの。
モンゴルレザーを用いて、現地に根付くのはMOTHERHOUSEと共通点を感じます。
6. HushTug / スクエアリュック
シンプルなバッグ。販売ページの情報が多いのも良いなぁと思いました。ブランドに興味はあるし、使いやすさはありそう。でも全体的に、ワクワクはしなかった。残念。
サイズ / 重量:33cm × 41cm × 10cm / 1300g
○ HERGOPOCH エルゴポック ○
なんだか、他のブランドと違う路線を感じるキービジュアルだったので見てみました。2005年に創業したメイドインジャパンのレザーファクトリー。金具が全てオリジナル政策と言うのに驚きました。製法は福島や東京らしい。
7. HERGOPOCH / GL-BPR(バックパック)
この鞄は綺麗だな。よく見るとメイン部分と、メイン前面の2カ所に開口部。フロントと併せて3室が作られています。内装の張りもシンプルで良い。中にはまさかのペットボトルホルダー。そして驚異の重量900g。
PCポケットを別で作っているのも良い。幅は細目かな。
サイズ / 重量:26cm×39cm×12cm / 900g
○ 番外編 土屋鞄製造所 ○
1965年からランドセルづくりでスタートした土屋鞄製作所。企画から製造まで、メイドインジャパンで鞄を届けています。扱われる革も表情が様々で、とてもきれいなカバンだと思います。
人の手のあたたかさの中で、うまれて、生きる鞄を。
土屋鞄製作所
この言葉も好き。ただ、高い。予算オーバーのため、番外編にしました。
土屋鞄製作所 / ヴィノ スクエアバックパック
上品さと収納力を兼ね備えたモデル。表面の艶は「エラスティック三リングレザー」という国内のタンナーが手掛ける素材。軟らかさとしっかりとした佇まいが共存していて綺麗です。
ポケットも全面とメインで分かれているので、使いやすさがあります。15インチのMacbook Proも収納可能。
サイズ / 重量:44cm×29cm×14cm / 1480g
土屋鞄製作所 / OTONA RANDSEL
ランドセルを大人が背負う、そんな文化を作った鞄だと思っています。一枚革でスッキリとした印象を与えながらも、「防水スムースレザー」を採用して雨の日にも安心。
容量はA4ファイルや15インチのノートPCが収納可能。手前にある2つのポケットも、それぞれマチが少しあるので財布とペンやメモ帳を分けて入れられます。
背中のクッションも、流石の高級仕様。綺麗ですね。
サイズ / 重量:40㎝×29cm×11cm / 1750g
さいごに
全部の鞄をサイズでまとめると、こうなります。
ブランド | 商品名 | 横 | 縦 | 幅 | 重量 |
HERZ | ベリッシモリュック | 26 | 38 | 10 | 1500 |
ビートルリュック | 30 | 38 | 14.5 | 2000 | |
ダレスリュック(M) | 30 | 38 | 11.5 | 1700 | |
MOTHER HOUSE | アンティーク スクエアバックパック | 28 | 39 | 10 | 1080 |
ザダン バックパック | 27 | 41 | 12 | 1365 | |
HushTug | スクエアリュック | 33 | 41 | 10 | 1300 |
HERGOPOCH | GL-BPR(バックパック) | 26 | 39 | 12 | 900 |
土屋鞄製作所 | ヴィノ スクエアバックパック | 29 | 44 | 14 | 1480 |
OTONA RANDSEL 003 Large | 29 | 40 | 11 | 1750 |
初めてこうやって鞄を比較してみました。いつもはスクロールするだけだったけど、まとめてみると面白かったです。
結局どれにするかと聞かれたら、容量の関係でHerzのビートルリュックにしようかと思います。というか、この記事を書いている最中に新古品を見つけて衝動買いしました。もう手元にあります笑
僕は「カメラを入れたい」というところが強くて選びましたが、要望次第で選択肢が沢山ありますね。少しでも参考になれば嬉しいです。
それでは、また。
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