どうも、ミツヒコ(@monotolife)です。
購入から約半年が経過し、僕の部屋に無くてはならない存在となったpopin Alladin 2。ベッドに寝転びながら映画が見たくて、模様替えまでしました。シーリングライトとスピーカー、そしてプロジェクターが一体化した満足度の高い製品です。
しかし、使ってみればやはり「あともう少し」という点がいくつか出てきます。特に僕のサイトを訪問してくださる人の関心事項が「ゲーム接続」について。今日は、それを含めた気になる点をまとめていこうと思います。
目次:
- 外部接続について
- 操作性は悪くない
- 照明性能がもう一歩
- さいごに
1. 外部接続について
まず、ゲーム機器を含めた外部接続について。
この機種は、ケーブルによる接続ができないためゲーム機器は一切接続することができません。また、同様にChromecastやFirestick TVなど、HDMIに対応したも接続できません。現状としては、Bluetooth接続機器のみです。
(2021年4月追記:ついに、HDMI接続用の製品が発表されています!)
周りにあるのは、スピーカーのみ。純正機器として、テレビを見るためのチューナーと音声コントローラーの2機種が販売されていますが全てWifi経由の無線接続です。
テレビチューナーは外付けHDDを繋げば録画もできるので、テレビ視聴者にはいいかもしれませんね。とはいえ、僕が以前使っていたプロジェクターにはHDMI入力があったので、ケーブルを繋げばゲームもできました。そこだけは残念です。
そうは言っても、どうしてもポップインアラジン2でゲームがしたいという人には少しだけ策があります。
必要なものは
- パソコン(Mac)
- ビデオキャプチャーボード
- ゲーム機器(任天堂スイッチやPS4など)
重要になるのは、MacでAir Playを利用すること。(残念ながらWindowsのミラーリングはまだ未実装のようです)
Macに移っている画面をそのままリンクして、ポップインアラジン2に映すことができます。そのため、Macの画面にゲームを映す必要があります。そこで使うのがビデオキャプチャーボード。例えばこの機種。
手順としては、
- パソコンとゲーム機器を起動
- ゲーム機器とビデオキャプチャーボード(HD60S)をHDMIケーブルで接続
- ビデオキャプチャーボード(HD60S)とパソコンを接続
- パソコンでゲーム画面を出力
- パソコンの表示を「Airplay」でポップインアラジン2で出力
です。
しかし、Airplayによる接続だとどうしても遅延が生じるのでゲームの操作性は保証できないみたいです。あと、安定した接続ができないことがあるみたい。一度僕も試してから追記したいと思います。
2. 操作性について
リモコンによる操作性は比較的安定しています。欲を言えばもう少しサクサク動いてもいいかなと思います。
起動までは数十秒、リモコンの操作性は1テンポ遅れる印象。ストレスとまでは行きませんが、スマホに慣れていると少し遅いなと感じます。
気になったのは音声認識と照明機能。
まず音声認識については、正直思った以上に使う機会が少ないです。例えば、Amazon PrimeVideoやYoutubeで検索するときに、音声メニューは選べません。
逆に、音声入力ボタンを押すと開くアプリと検索ワードの複合検索をしてくれます。
でも、起動はついついアプリからしてしまうので、少しソフトの改善があってもいいのかなと思います。
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そして一番気になっているのは照明機能。
後述しますがこのリモコンで照明の無段階明るさ調整はできません。下にある上下ボタンで調整できるのは、音量とフォーカスだけです。ここ、どうにかして欲しいですね。
3. 照明性能がもう一歩
「調光・調色 1万通り」という謳い文句のため楽しみにしていましたが、大きく3つの問題を感じました。
- ボタンで操作できるのはプリセット4つだけ
- ボタンで選べるプリセットは1つだけ
- 絶妙な暗さを作れない
つまり、照明として使いにくい。そもそも、照明は設定画面から事前に4つのライトモードを設定して、それを呼び出す形式になっています。
最大4つのモードを設定。
僕は「程よい暗さ」と「常夜灯」の2種類しか使っていないのですが、その理由はボタンを押すごとに次のモードに切り替わるから。
4つ全てのモードを使っていると「常夜灯にしたい」と思っても、3モードを切り替えるので一度部屋が明るくなってしまいます。
結果、僕は暗めと常夜灯の2モードしか使っていません。
さらに困っているのが、暗さの階調。一番くらいモードは常夜灯なのですが、その次に暗い明るさが結構明るいので、いい感じに暗い部屋が作れません。
見てわかる通り、常夜灯は仄かに明るい感じなので寝る前には丁度いいです。しかし、こ子から一段明るいくらいの、絶妙な明るさを作りたいのですが調整ができません。次に暗い設定はこちら。
思ったより明るい。
どうせなら、±ボタンで調整できたら嬉しいところです。照明機能が、ソフトウェア更新でもう少し使いやすくなることを祈っています。
4. さいごに
ここまで書きましたが、ポップインアラジン2という製品の満足度はとても高いです。
週に1回くらいは映画やアニメをみる習慣もできて、寝る前にゆったり映画鑑賞するのはなんだか優雅です。
スピーカーの性能は、どうしてもそれなり。
とはいえ音量は十分に出ます。僕は基本Bluetoothヘッドホンで聴きながら鑑賞しています。ペアリング設定をしておけば、電源をいれてすぐにペアリング可能。ペアリング設定も設定画面からすぐに行えるので、煩わしさはありません。
明るさも十分、映像の大きさも十分。満足度はとても高いです。だからこそ、もう一段使いやすくかつ安価に慣ればいいなと思いました。
気になっている人には、間違いなくおすすめできる製品です。
【2021.04.02追記】
メーカーもゲーム機を繋ぎたい要望に答える方針みたいですね!夏頃には来るのか。楽しみです!
名前は、Aladdin Wireless HDMI(仮称)
【2021.07.12追記】
新型任天堂Switchが発表されたので、そろそろHDMI接続したい欲が出てくるかもしれません。9月下旬予定とのことなので、申し込むべきか否か…。
悩ましい。
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