どうも、ミツヒコ(@monotolife)です。
今日は、外出先で作業をする際にベストなモバイルWifiを探していこうと思います。
今年3月ごろからテレワーク・在宅ワークのニーズが高まって、モバイルWifiが軒並み売り切れていたのが記憶に新しいですが、そのころはWimaxを利用していました。そのWimaxも2年契約が終わり、そろそろ新しい環境に移ろうとしています。
目次:
- 6年使ったWimaxを辞める理由
- スマホテザリングを使わない理由
- オススメの『hi-ho Let’s Wifi』
- さいごに
1. 6年使ったWimaxを辞める理由
Wimaxが始まったころから使い続けていた僕ですが、いよいよ卒業します。
その理由はただ一つ、「容量無制限」を謳ってたサービスが、いつの間にか「3日で10GB」に制限されていたからです。現状、Wimaxの利点は転送速度が速い(最大1GBbps)のみになってしまいました。
むしろデメリットとして、
- 利用可能なエリアが狭い
- 建物内部では信号が弱い
- au回線を使うと7GB/月、その後速度制限
など、使いにくさも多くあります。ネット上のプロバイダからキャッシュバックキャンペーンを使うと利用料金は3000円/程度になりますがこれも使い勝手が悪ければ意味がありません。結局、Wimaxは候補から外れてしまいました。
2. スマホテザリングを使わない理由
ドコモ、ソフトバンク、auを含め大容量プランが出ています。
料金を考えると、テレワークやオンラインミーティングの頻度が低い場合はスマホでも十分かもしれません。しかし、テザリングを使うとスマホの利用が制限されたりバッテリーが減ってしまうのが困ります。
また、利用上限を大きくしても30GB程度。
最近のオンラインミーティングや動画視聴をする場合、 1GB/hを基準としたほうが良いと思っています。そのため、月に10日程度 5時間程度作業するだけでも50GB程度の容量が必要となります。
以上から、僕の環境では50GB以上は必要だなと思います。
3. オススメの『Hi-Ho Let’s Wifi』
ここからが、本題。
今回利用をほぼ決定したのが、パナソニック資本で提供されるhi-hoのLet’s Wi-Fiです。そのほか紹介するサービスも、基本的に150Mbpsが最大速度のため、Wimax等には遠く及ばない点だけ留意してください。
Let’s Wi-Fiのメリットは
- 端末の返却義務がない(買い切り)
- 初期費用が安いキャンペーンがある
- 一日7GB を超えても、当日は制限がかからない(程度による)
ということ。特に特筆すべきは3。オンライン配信を行うことがあるため、一日10GBくらいの余裕を見ておけるのはすごく助かります。あと、端末返却必須のサービスでは返却後に壊れていると追加料金がかかるなど面倒が多いです。端末買い切りは地味にいいですね。
逆にこのサービスのデメリットは
- 使用容量がすぐ確認できない
- PCへの有線接続ができない
- 充電端子がMicro-USB
- 端末の表示アイコンが少ない
- 上位プランで約5000円/月と高額
良く調べると、1と2の項目は他のサービスも同じような状況みたいです。5については、一日7GBまで使える利点を考えると仕方ないのかな、とも感じています。有線接続できないのが地味に困るなと思いますが、仕方ないのかな。
そのほかモバイルWifiは有名なものがいくつもあって、わかりやすくまとめたサイトは例えばコチラ。
そして、僕が最後まで悩んだのが下記の2つ。
- MUGEN WIFI
- ZEUS WIFI
とはいえ、全て実測値30Mbps程度の速度とのことで、決して爆速ではないことをご留意ください。
MUGEN WIFI
僕が初めて知った、クラウドSIMを利用したサービス。今は群雄割拠のサービス競争ですが、その中でも比較的最初から動いていたように思います。
無料お試しで30日間使えることと、料金も据え置き。さらに解約違約金のないプランもあるので、まず使ってみることができるのが良いですね。
ZEUS WIFI
比較的安価で、かつディスプレイ搭載のWifiルーターであるところに惹かれました。
良いと思った点は
- 容量を使い切っても追加料金で制限解除
- ルーターの充電端子がUSB-C
- 月額3500円程度
ただし、一部で通信異常の報告もあるため少し悩みます。
ということで、ここからは実際に購入した「hi-ho Let’s Wifi」を紹介します。
実機を見てみる
端末は申し込みから3日で到着しました。結構オシャレな化粧箱に入っていてびっくり。
最近のクラウドシム端末を提供する「GLOCALNET」の文字。
箱は引き出し式。質感がよくてここでも驚き。
内容物はシンプルにこれだけ。本体 /取扱説明書 / MicroUSBケーブル / ハンドストラップ。
この時期にUSB-Cポートではなく、MicroUSBで販売する理由が知りたい。ほんと、残念です。
サイズはこんな感じ。左からGalaxy Note 8 / 当機 / Wimax ルーター。
もう少し大きいイメージでしたが、以前のルーターとあまり違わないので一安心です。
説明書の内容は簡素。
電源を入れると表示が光ります。電池の持ちと信号の受信感度は4段階で交互に1回ずつ表示。この時は電池がなかったので電池マークも点滅。数分間は電波をつかむため、Wifiマークも点滅していました。
ということで、さっそく実測。
お昼14時頃に数回速度測定をしましたが、7Mbps程度。同じ場所だとWimaxがほぼ圏外だったので、一応許容範囲です。
別の、もっと田舎で測定(光回線がなく、通常2Mbps程度)。すると驚異の26Mbps。
どちらも通信にはSoftbank網が選ばれていましたが、10Mbpsが確保できていれば十分だと思います。また、一部ではKDDI回線が選ばれていました。
4. さいごに
使ってみると、
- アップロード回線が遅い(1Mbps以下)
- 信号が検索状態になり繋がらない
- おなじ場所で通信速度が安定しない
といった不具合があり、中々難しいことが分かりました。これは他のクラウドシムサービスでも起こっているようなので、改善は難しそうです。また、試しにauで一番使えるプランを探すと約11,000円/月ということでした。中々、高額になりますね。
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ここまで書きましたが、このプランは「ヘビーユーザー」に向けたものです。
軽く作業するだけの人や、オンラインミーティングが無い人たちはもっと格安のプランやスマホのテザリングで十分かもしれません。とはいえ、いろいろ悩みながら決めたので参考になれば幸いです。
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