どうも、ミツヒコ(@monotolife)です。
今日は僕が8年愛用してた廃タイヤスニーカー『SEAL ハイカットスニーカー 601』が3度目の修理から帰ってきたので報告をします。
防水性の高い廃タイヤ素材は、雨で悩む梅雨時期でも楽しい外出を足元から支えてくれました。タイヤ素材は固いので足に馴染み切らず、靴ベロが足首にあたって履き心地が良いわけでもないけど、唯一無二のスニーカーに惚れて履き続けています。
ただ一つの弱点が、接合部が割れること。
すでに2回修理に出しましたが、また割れてしまったので今回3回目。併せて具体的な金額や対応、そしてどうして「最後」なのか書いていきます。大切に扱って、長く使いたい僕としては残念なことですが合わせて読んでみてください。
目次:
- スニーカー 601について
- 今回の修理費用について
- ノベルティを貰いました
- さいごに
1. スニーカー601について
改めてこのスニーカーについて。
僕が約8年前に2万円で購入したのが、廃タイヤを利用したバッグメーカーSEALと国産スニーカーのスピングルムーブのコラボ商品『ハイカットスニーカー601』です。
気に入っている理由の一つは、僕の地元が誇る国産スニーカーブランド「Spingle Move -スピングルムーブ-」が製造しているから。
ソールの柔らかさはフワフワで、不思議な履き心地です。2012年から8年履いていますが、未だにデザインは気に入っています。
素材は廃タイヤをメインで背面に少しレザーも使われています。
うん、かっこいい。
2. 今回の修理費用について
今回の修理は、合計14,300円になりました。冷静に考えると、余裕で新品スニーカーが一足買えますよね。それでも、「気に入ったものを長く使い続ける」というテーマに沿って決断しました。内訳は以下の通り。
- 左側親指付近ゴムシート貼付 2,750円※税込
- 左足小指側ゴムシート貼付 2,750円※税込
- 右足小指側ゴムシート貼付 2,750円※税込
- オールソール貼り替え 5,500円※税込 +送料550円
正直、通常であれば擦り減った靴底の交換で5,500円と送料でOK。ですが、今回は残念ながら割れてきたゴムシートの再貼り付けでした。9000円弱は、なかなかしんどい。
そして、一つだけ修理できなかったのが内装について。
- 対応不可:ライトニング交換
それぞれ見ていきます。
左側親指付近ゴムシート貼付
しっかり貼り付けられています。意図せずデザインが変わっていくのはパッチワーク的だし愛着も深まります。
左足小指側ゴムシート貼付
こちらは目立たない範囲できれいに張り付けてもらっています。よく見ないとわからない範囲かも。
右足小指側ゴムシート貼付
こっちも、よく見ないとデザインの一部になっているような雰囲気。ここの範囲が一番大きなゴムシートです。
オールソール張替え
最後にオールソール交換。
昨年スピングルムーブの担当者さんとお話しした際、以前の素材と比べて今は強度が上がっていると伺いました。それを聞いたからか、素材感が少し違う気がしました。ソールの減りが落ち着くと良いな。
ただし、つま先の修理まではフォローできないらしい。。。惜しいなぁ。
対応不可:ライトニング交換
僕が「最後の修理」だと思ったのは、修理不可があったから。それが、ここ。
靴を脱いだ時に目立つので修理を依頼しましたが、「修理を行うと、ほか箇所に影響が出る」とのことで修理不可でした。
僕としては修理して長く履き続けたいという旨を伝えたのですが、「ライトニングを修理するとほかの部分が壊れてしまう可能性があるので、直さずに壊れるまで履き続けてください」ということでした。
僕としては、内装がボロボロなのが見えているの、気分が下がるんですよね。。
前回は8000円くらいかけて、今回は14500円かかって。長く履くために修理に出すのに、もう直せないと言われてほかの部分だけ修理されてしまった靴。釈然としませんでした。
しかも、修理不可だと分かったのは、ほかの修理が終わってから金額請求と合わせて「ライトニング交換はできません」との連絡。だったら、もう修理せずに履きつぶしたかもしれない。
悲しいなぁ。
3. ノベルティを貰いました
ライトニング修理ができなかったからというお詫びに、ミニポーチをプレゼントしてもらいました。これは素直にうれしかったです。ありがとうございます。
ちょうど夏を前にして、ポケットに入れている財布やキーケースが汗で汚れるのが嫌な僕にはタイムリーなプレゼントでした。ちょっと気持ちが上がりました。
中にはポケット、カードポケット、小銭が入るジップポケットがあります。
下までは開かないジッパーで、モノを落とす心配は無さそう。ちなみに、僕が入れる予定のマネークリップとキーケースがこれ。
入れてみると、ギリギリ。キーケースが車のキーを含む分、厚みがあるから仕方ないところですね。
閉めるときにちょっと窮屈。
どうにか入りました。最悪、どっちかはズボンのポケットかな。でも、汗が気になるレザー製品を入れられるのはすごく嬉しいです。この夏、使ってみようと思います
4. さいごに
ここまで書きましたが、結論は「悲しい」です。
せっかく長く直しながら履き続けようと決めて、安くはない修理代金を払った結果が「履きつぶしてください」というメッセージ。仕方ないとはいえ、悲しいですね。
挑戦的な商品だったからこそ、維持の面では企業にとっても難しいところがあるのかもしれません。応援したかったからこそ、残念です。数年後の履きつぶしたときに、改めて記事を書こうかと思います。あと何年履けるだろう。
それでは、また。
併せてどうぞ:
コメント
私も、同じ物を持つていました、デザインが好きで愛用していましたが、1年位で縫い目の所から切れ目が入り切れ目が、大きくなりました、買って失敗したと思いますした、1年位履いて捨てました、古チュウーブは靴に合わないと思う履き心地も良くない。
鈴木幹夫さま
コメントありがとうございます。確かに、デザインはよいのですが靴としての用途には向かないのかな、というのが正直なところですね。初代は親指の付け根を何度も靴擦れで怪我しました…。それでも防水性の高さと廃タイヤ×スピングルムーブ(地元企業)という愛着から、使い続けています。できれば履き心地まで追求してもらいたいですね。