どうも、ミツヒコ(@monotolife)です。
僕が愛して止まないfujiiflmのコンパクトカメラ X100F。後継機X100Vが出た今ですが、改めてX100Fの良さを感じている日々です。
正確には、X100Fの専用レザーケースとX100Fの組み合わせがすごく便利なんです。中々お散歩できない現状ですが、ちょっと気分転換にカメラを持ってお散歩できると楽しいですね。後半では、X100Vとの比較もしているので併せてどうぞ。
目次:
- 全面が保護できる安心感
- 質感も使い勝手も高評価
- 不便な点はいくつかある
- X100V 専用レザーケースとの比較
- さいごに
1. 全面が保護できる安心感
専用レザーケースは、上下2つのパーツに分かれています。上下は底面にある2つのスナップボタンで連結。
上のパーツで注目してほしいのは、モニターやボタン類の高低差をちゃんと考えてクッションが備えてあること。細やかな気遣いが良いですね。実際にカメラを入れると、こうなります。
そして、背面から前面へ向けて折り畳み。
最後にレンズ側のフラップを倒して、全面保護完了。
この状態だと、カメラの重要なレンズ・ファインダー・モニターは全て保護されています。そしてある程度の厚みと硬さがあるため、何かとぶつかってもケースが衝撃を和らげる。
この状態で鞄の中にすぐ入れられるのが便利で、以前僕は「旅カメラ」としてこのカメラをオススメしました。
2. 質感も使い勝手も高評価
このケースで良いのは、上ケースを外したデザイン性も高いこと。鞄の中に上ケースを入れておいて、カメラだけ手に持ったときの雰囲気がとても好きです。
革の質感が高いのは、とても嬉しい。そして単体だとグリップが薄いX100Fですが、ケースの縁に指を掛けるとグリップ力が増します。使いやすさも上がるのが良いですね。
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前面にあるオートフォーカス切り替えスイッチは、ケースをしたままでも触れるように開かれています。
併せてストラップ横にもスナップボタンで取り外しができるループがあり、ケースの落下防止にも役立ちます。使い初めは革も硬く絶対にケースが外れることはなさそうでしたが、今は革が軟らかくてすぐ落ちちゃいます。
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底面のバッテリーとSDカードにも、ケースを付けたままアクセスができます。
カメラ下部にあるスナップボタンを外すと底面が見えます。
ここからバッテリーとSDカードを取り外し可能です。
この仕様は便利ですが、次章にも書く弊害もあります。
3. 不便な点はいくつかある
ここまでは褒めたのですが、正直使いずらい点が2つあります。
- 不満な点1:三脚穴がない
- 不満な点2:サイドポートにアクセスできない
不便な点1:三脚穴が無い
バッテリー等にアクセスするフラップ機構を付けたため、中央に折り目があって三脚穴がありません。これは結構不便です。三脚を付けるときに毎回ケースを外すのは、保護できていない気がします。
そんなことを言っていたら、本当に三脚ごとカメラを倒してしまいました。レンズガードしててよかった。ごめんよ、X100F…
不便な点2:サイドポートにアクセスできない
もう一つは、サイドポートへのアクセスについて。
サイドポートで良く使うのは、microUSB端子を使った充電です。残念ながら、ケースを付けたままだと充電ができない。これも不便です。ここが改善できたら、たぶん最高。
4. X100V 専用レザーケースとの比較
最後に書くのは、X100Vの専用レザーケースとの比較について。
正直、X100Vに変え替えを検討しましたがこのケースが不満で僕は辞めたくらいです。そのケースがコチラ。
パッと見ると、X100Fのケースに比べて少しシャープな印象ですが、一つ大きな欠点がありました。それがコレ。
これだけだと分からないので、一つ動画を紹介します。
どうなったかと言うと、上ケースが完全に独立して下ケースと接続できなくなりました。だから、この形にできない。
X100Fのレザーケースで良かったのは、撮る時ぶら下げて撮り終わったらまた被せられる速写性。X100Vのレザーケースではボタンを外したらどこかに収納する必要があるので、毎回ひと手間増えます。
結局上ケースを使う人が少ないから、そうなったのかな?でも、僕にとってはかなり改悪ですね。残念。
5. さいごに
ということでやっぱり、X100Fの専用レザーケースは良いという話でした。
このケースのお蔭で、僕はヨーロッパ3ヵ月間やヒッチハイクでいろいろな写真が撮れました。サハラ砂漠の砂の中でも、カメラをずっと守ってくれたレザーケースに感謝するばかりです。
この記事を書くきっかけは、X100Vの登場とX100Fを落としてしまったこと。
修理を含めたオーバーホールを検討しているので、機材入れ替えも視野に入れようかなと思っていました。でも、このレザーケースが好きなのでもうしばらく行くかもしれません。気付けば撮影は43200枚オーバー。いつもありがとう。
次の記事は、オーバーホールの費用等について書けたらと思います。
それでは、また。
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