どうも、ミツヒコ(@monotolife)です。
実は僕、2020年6月に個人事業届けを出しました。晴れてフリーランスです。遂に、ニートな生活が終わりを告げました。
そして今やっているのは、部屋(兼事務所)の整理。カメラを買ったり、プリンタが必要だったり、いろいろとものが増えていきます。そこで、デスク横に棚を準備しようと思い立ちました。シンプルな、オープンラック。
ところが、丁度いいタイミングで知人からの連絡で「古い呉服店の片づけをしているから、欲しい物があったらどうぞ」と。そこで見つけたのが、この古めかしい棚です。
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目次:
- 釘を使わない組み立て棚
- 布で拭いてオイルを塗る
- さいごに
1. 釘を使わない組み立て棚
組み立てる棚が欲しかったのですが、ちゃんと組み立て棚。ワクワクしたのが、この作り。
棚の横に凸を付けて、横板から出す。そして、木杭を入れて留める。5段中3段は、この作りで留められています。。
一番上の棚。
そして、一番下の棚も。(左は杭が折れてましたが、大丈夫そう)
天板の背板は、はめ込み式。
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面白いのが、途中の2段目と4段目の棚。留め具は何もありません。
その理由が、側板に入れられたこの溝。
シンプルに、少し幅広く作った棚を削った溝にはめ込むだけ。これを見ると、重いモノを載せるのには向かなさそうですね。
だけど、今こんな棚は見つけられなさそう。この棚を作った当時の作り手さん、どんな人だったんでしょうね。
留めている杭も、軽くて硬い。
味があるなぁ。
2. 布で拭いてオイルを塗る
手入れは、水で濡らして硬く絞った布でまず汚れ落とし。
まずは全部ばらしてパーツに分けます。一枚一枚はそこまで重くないし、板のたわみもない。木が良いんでしょうね。
さて、拭いていきます。
キズとか、色むらとか、ささくれとか、ちょっとした割れとか。
触って手入れをすると、この棚が確かに生活の中にあったんだなぁとしみじみ。何年前の木なんだろうか。
綺麗になったので、ここからオイルを塗ります。
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塗っていくのは、僕がアコースティックギターに使っているオレンジオイル。
木が元気になってほしい。香りも良いし、棚が少しでも長く使えるといいなぁ。
しっとり薄く塗りたいので、キッチンペーパーに染み込ませます。
そしたら、1枚ずつ。
拭くと、しっとり。たまにある割れや傷にキッチンペーパーが引っかかってしまうので、素直にタオルでもよかったかも。
最初の棚色と比べると、綺麗な色になったと思います。
杭も、拭き上げ。
あめ色。
良い感じ。
手間をかけて手入れすると、愛着が増すのが嬉しい。新しい棚を買う以上に満足度がありました。あとオレンジオイルの良いところは、塗った後に柑橘系の匂いが残ること。ただ、部屋に設置する際には匂いが篭って少し濃かったです笑
3. さいごに
ということで、棚の手入れが終わりました。
少しだけ乾燥させてから、2階に持って上がります。
間の棚は少し難しかったけど、まずは2枚抜いてみました。結局上の1枚を外して使っています。
横に揺れるとたわむけど、耐荷重は思ったより強そう。良い棚を受け継げて満足。僕の部屋がきれいになったら、また紹介しようと思います。
それでは、また。
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