どうも、ミツヒコ(@monotolife)です。
ゆったりと、ロウソクのような火を見続けたい。そんな時に見つけたのが、SOTOのガスランタンHinoto(ひのと)SOD-251です。このページを見ている人は、たぶんスノーピークのノクターンやコールマンのルミエールランタンとも購入を悩んでいるのではないでしょうか。
すっごくわかります。僕ももちろん悩んでいました。でも初めて触ったとき、気づいたらレジに持って行っていました。その魅力を伝えたいと思います。
目次:
- 綺麗なプロダクトに灯る火
- 実用性を考えたら買えない
- 持ち運びケースについて
- さいごに
1. 綺麗なプロダクトに灯る火
たまたま入ったショップで2つだけ入荷していたHinoto。
簡単に特徴を書くと
- ガスを利用したロウソクのような灯
- 充てん式タンクが標準装備(~2時間燃焼)
- OD缶を取り付け可能(~20時間燃焼)
- 本体は約232g
という、キャンドル風のガスランタンです。
ガスは鍋などに使うCB缶からなら直接注入が可能。8秒程度で満充てんされるとのことです。
他のレビューブログにも書いてあったのですが、例えば鍋パーティーをした後に残ったCB缶から充てんすれば、無駄も減って一石二鳥ですね。
早速パッケージを開けていきます。
パッケージは、良くも悪くも普通ですね。4方向に説明が書いてあるので、説明書を読まなくてもある程度の概要は把握できます。
中には説明書と充てん時の注意書き、ホヤカバーが入っていました。
そして、本体。
袋には入っておらず、そのまま。あと、充てんケースの文字はシールで剥がしたくなる衝動にかられました。質感はいたって普通に見えます。
ところが。
各パーツを外した時、232gという重量感をとても素晴らしく感じました。
特に充てんタンクの質感は良くて、触った瞬間に好きだと思ったプロダクトでした。重心もタンクにあるため、ちょっとの揺れでは倒れない安心感があります。
そう、初めて持った時そこに感動して僕は購入を決めました。
充てんタンクの裏には三脚穴が開いているので、場所を選ばず立てることも可能です。
タンク上部には製造年月も記載。2021年の5月ということですね。パッキンの劣化が考えられるために、メーカーでは10年交換を推奨しているようです。
ホヤも外すと合計5つのパーツに分かれます。ホヤのガラスは持った時に指紋が付きにくく、また厚みもあるのでそこそこ安心して使える気がしました。
ホヤカバーは、普通の化繊です。
使用後すぐホヤカバーをつけると、たぶんアツアツのホヤでカバーが溶けるんじゃないでしょうか。気を付けた方がよさそうです。
サイズは当たり前ですがピッタリ。
利用時はリングを「OFF」から一番右の「ON」に合わせて着火します。
2. 実用性を考えたら買えない
さて、ここからは実際に利用した様子を書いていきます。(室内で撮影しましたが、窓を開けて十分な換気のうえ撮影しています。)
ダイヤルを一番右の「ON」に合わせて火をつけます。
その後左にダイヤルを回し、ちょうどいい火なるまで調整。
ちょっと揺らぐ火がいい感じです。さて、では初めに専用タンクのこと。
「~2時間」の燃焼って、実用性どうなんですかね??正直、ここが気になって購入を見送っていました。
というか、転売が多すぎて定価の1.5倍とか普通で買う気も起きませんでした。食事の際の1時間だけ?それとも、食べ終わってゆったりと過ごす1時間のため?と、考えたらきりがないわけですが。
結局僕は家にいるときや車でキャンプに行くとき、ちょっと気分転換にゆったりまったりする時間に使う。そう割り切ったら良い気がします。完全に趣味のアイテムですね。
じゃあ、OD缶を装着するとどうでしょうか?
台座が安定するので安心感はかなり上がります。
当たり前ですが、まったく問題なし。
最大までダイヤルを回すとホヤを超えて火が立ちます。これはちょっと危ないのと、黒いススも同時にかなり発生していたので最大火力利用はやめた方がいいと思います。
OD缶であれば105g缶で約9時間、250g缶で約20時間使えるそうです。ここがまた、微妙なラインなんですよね。競合の2製品と比べると、250g缶での燃焼時間は
- SOTO Hinoto:約20時間
- スノーピーク ノクターン:約35時間
- コールマン ルミエール:約28~38時間
と、Hinotoの燃焼効率は決して良いとは言えないようです。また価格も~5000円でどちらも専用ケースが付属している点も良いですよね。そのあたりが、結局中途半端に見えてしまいました。
とはいえサイズ感と専用タンクのデザインで、僕は結局Hinoto推しです。
3. 持ち運びケースについて
なんだかんだ言って、プロダクトの美しさやロマンを求める人には激しくオススメ出来る製品なのですが、付属ケースがないのがとても残念です。
色々考えた結果、僕はこのセットに落ち着きました。
左は100円ショップダイソーで買った傘の収納袋です。これと、Hinotoについてきた内箱がシンデレラフィット(ちょっと出し入れがきつい)。
この中にHinotoを入れて、上を折り曲げます。
傘の水滴を拭くために内側がマイクロファイバーなので、ちょっとの衝撃くらいなら守ってくれそうです。ほかに良いケースが出てくれると嬉しいのですが。
ちなみに、Youtubeやフリマアプリでは筒を加工したり眼鏡ケースを加工したり。みんなDIYが上手ですね。
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そういえば、当たり前ですが使用直後はかなり熱くなります。
このくらいの位置でも熱いので、ホヤ上部の真鍮パーツはアツアツになりました。使用後は十分に注意した方がよさそうです。
4. さいごに
ということで、僕が実物を見て一目ぼれしたSOTOのHinotoを紹介しました。
ホヤカバーが思ったよりも動くので、しっかりと差し込んだことを確認した方がよさそうです。あと使用中は熱いので、絶対にホヤと上部の真鍮パーツは触らないように注意しましょう。
完全にロマンアイテムですが、綺麗な製品は見ていて楽しいです。
CB缶がメインなら、併せてこれも必要かも。
アウトドアって、こういうロマンアイテムがよくありますよね。人気がある分、転売行為も横行しています。この製品の定価は約7,000円なので、十分に考えてからの購入をお勧めします。
他に最近購入したのはこんな蚊取り線香入れとか
こんなテントとか。
あとは、欲しいなーと思ったのがSONYのLEDランタン×スピーカーのこれ。
ロマンは、大切ですね。
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